2024年4月26日金曜日

とくいなことをみつけて~大谷マンダラート、NRTテストって?

 


25日、子どもたちにとって、チャレンジングな一日でした。2~6年生はNRT(norm-referenced test)学力テストに挑戦しました。GoogleでAI検索をすると以下のような説明が出てきます。

NRTは、全国標準に照らして学力の相対的な伸びや差を客観的に把握でき、基礎・基本~応用的な学力の診断に最適です。教研式知能検査・認知能力検査との相関利用によって、アンダーアチーバーやオーバーアチーバーを確認でき、個々に対応する個人内評価としても活用できます。

平たく言えば、前学年に学んだ教科(国語・算数)の学力の伸びを

全国平均値に照らしてみとるものです。

例えば、80点とったとしても、

全国平均値が80点だと「がんばったね」という評価になり、

65点だと「よくできました」という評価になります。


これをみて、子どもは「国語が得意」とか、「算数はもうちょっとだな」とか、知ることができます。

半面、あまり伸びがみられない場合は、「自分はできないんだな」と落ち込んでしまう、自己肯定感が下がる傾向につながってしまうことも想定されます。

これは人間形成上、あまり好ましくないので、

個人内の伸びに目をむけて、

「この部分はできているね」、

「この問題では説明する力がついたね」

など、”できているところに目を向ける”、

成長が実感できるよう、気づきをうながしていくことが大切になります。


そして、何よりも、「なりたい自分の姿を思い描く」ことが重要です。

そのために、夢や目標を書き出して、意識化することが大切になります。


25日の5年生の道徳の授業では、2人の先生がチームとなって、大谷翔平選手が夢を叶えるまでにどんな取り組みをしたかについて学んでいました。

WBC決勝戦前のスピーチ、「憧れたら越えられない」という仲間のやる気を高めた名言やダイジェスト動画をみて、

24名の子どもたちは、前のめりになって、ガッツポーズをしたり、拍手をしたり、つぶやいやりと、ワクワクした感情が伝わってきました。

その後、テキストに載っているストライクゾーンのような図(マンダラート)の中心に、

5年生の目標を記し、その周囲のマス目に、目標を叶えるために自分ができることを書いていくというプロセスは、大谷翔平選手の追体験そのものです。


6年生の教室でも、道徳の教材をもとに、自分の夢や目標を考える授業が行われていました。

「大人が、”挑戦したほうがいいよ”というのはなぜか?」

という問いかけに、子どもたちは、

「家でもよく言われる」などつぶやきながら、前向きに考えて意見を出していました。

目標を聞かれて話した内容には、

例えば、「周りの人に好かれるようになる」、「趣味のことを人に伝えたい」など、

自分自身に目を向けた意見が多く、中学生を前にした内面の成長、心の揺れ動きなどが受け取れました。

その中で、「まだ考えている途中」という回答があったのですが、これはとても意味のあることだと思いました。

夢や目標は途中で変わる場合があること、そして、考える過程を大切にしたいという願いがあると感じました。


また、6月の運動にむけて、児童会の企画で運動会テーマを募集していますが、6年生はテーマを記すのみならず、なぜそのテーマを考えたのかという理由も記していました。

これも考えるプロセスを大切にする意図が込められていて、良い取り組みだと思いました。


こうした心の動きや行動化の背景にある内面の思いは、数値では測れないもので、「非認知能力」と言われます。

この力が基盤となって、その上に、NRTなどのテストで見とる学力、「認知能力」が積み上げられていきます。


大谷マンダラートには、「運」を味方にするというワードが出てきます。

一方で、160km達成という数値も出てきます。

目標を立てる際には、数値化できるもの、できないもの、両方のバランス感覚をもって、

自分の強みをみつけてのばす、そのための努力の方向を見定めていく働きかけが大切です。


緑陽中学校区の小中一貫教育グランドデザインにある~大志をつなぐ~

に関わりますが、「学びに向かう力・人間性」を育むことは、学力形成の前提条件です。

その点から考えると、

こうした将来設計を考える授業は子どもへの関わり方だけなく、大人が仕事をする上でも役立つものだと思います。

授業参観や、PTAやCS事業の折など、キャリア教育の観点から、学校・家庭・地域で子供の成長を共に見つめる場をつくっていきたいと考えています。

25日のPTA役員会では、今年度の子どもを育ちを支えるPTA活動などについて、和やかな雰囲気の中、活発な意見交流が行われました。

様々な場で皆様方と対話しながら、子どもとともに大人も学び、つながり、成長を楽しむ学校・コミュニティスクールづくりに力を注いでまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。


2024年4月25日木曜日

こまったときは、はなしをしよう、そうだんしよう


1年生の教室の廊下には、ねんどでつくった作品が展示されています。

食べ物をテーマにつくったものと思われますが、

思い思いに想像をふくらませて創作を楽しんだようです。

作品を見ていると、何人か子どもが寄ってきて、

「これね、おだんごなんだよ」「これはパンケーキ、それで・・・」

などとお話してくれます。

私にできることは、

相槌のコツ「はあ~ん・ひょ~・ふ~ん・へえ~・ほお~」を使って、

驚いてあげるだけなのですが、子どもは嬉しそうな笑顔を返してくれます。

聞いてあげることが、子どもにとっては自信になるのだと思います。



さて、今週末から、飛び石にはなりますが、大型連休に入ります。

新学期、子どもたちは緊張しながらがんばって学校に通ってきて、少しつかれた様子もみえます。

ちょっとしたことで、心の悩みを抱えて、打ち明けることもなく、モヤモヤを抱えたままにしてしまう場合があります。

子どもにとっては、困ったときに相談できる大人がいることが、安心・安全、健康を保つことにつながります。

しかしながら、大人は仕事や家事があります。

子どもが、何か言いたくても、話を聞いてほしくても、すぐには相談できない場合があることでしょう。

学校では、困ったときには、担任に相談するように伝えていますが、相談できる人はあちこちにいたほうが何かと安心です。

緑ケ丘小学校には、「心の相談員」がいて、「そうだんのおへや」があります。

休み時間には、子どもたちが、相談員の先生がいるお部屋に遊びに行く感じで、「おはなしする」ことを楽しみにしている様子がうかがえます。


公的機関や専門機関が運営している、電話で相談できるホットラインなどもありますので、

保護者の方々には、知っておいていただきたいです。



2024年4月24日水曜日

QーU(楽しい学校生活を送るためのアンケート)~自分さがしのために~



玄関前には、「すすんであいさつ」の掲示物が貼ってあります。
教室に行く途中、丁寧な礼をして
「おはようございます、こんにちは、さようなら」
と声をかけてくれる子がたくさんいて、とても清々しい気持ちになります。

子供がよりよい生活を送るには、環境づくりが大切です。
そのためには、自分自身を知ること。
つまり、日常生活の振り返りなどで、「自分さがし」をすることをテーマに、日々の授業や学級での取組を進めています。

その一つとして、

本校では、子ども一人一人を大切にし、よりよい集団づくりを目指し、

QーU(Questionnaire-Utilities)「楽しい学校生活を送るためのアンケート」

を活用して、発達を支える環境づくりをすすめています。

このアンケートには、例えば、

・クラスの人は、あなたに声をかけてくれ、親切にしてくれますか?

・いい人だなと思う友だちや、すごいなと思う友だちがいますか?

など、やる気のあるクラスをつくるための質問があります。

また、

・あなたが失敗したときに、はげましてくれることがありますか?

・あなたの気持ちをわかってくれる人がいると思いますか?

など、居心地のよいクラスにするための質問があります。

これらをもとに、今、どんな状況におかれているのかをみながら、子どもと面談するなどして、成長を支えるクラスづくり、生活環境づくりを子供と一緒に考えていきます。

このアンケートは、マズローの欲求5段階説に基づいて作られたもので、

簡単に言えば、「自分の居場所」を実感できているかをみるものです。

(参考)マズロー欲求5段階説

5つの欲求には、

「生理的欲求」「安全欲求」「所属と愛の欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」があり、

三角形の底辺から、順に上に積み上げられるように説明されています。

つまり、底辺に近いほうが満たされていなければ、上段の欲求は満たされにくい状況を示します。

例えば、

「お腹が空いているいるときは、勉強に力が入らない」

のようなことです。

高次の段階では、

「自分のことを認められていると、夢や目標を叶えようと努力できる」

ということになります。

23日の全校朝会では、次のように話しました。


「クラスに貼ってある紙には、”算数をがんばりたい”とか、”友だちと仲よくしたい”とか、願いや夢、目標を書いているよね。」

「それを叶えるには、どうしたらいいかな?」

と質問すると、(努力)とか、(あきらめない)という素敵な言葉が返ってきました。

そして、

「自分を応援してくれる人をつくることが大切」

と伝えました。

(その際に、忘れてはいけない「お約束」についても、伝えました。)


困っているときには、

「何がしたい?」

「どうなりたい?」

など、問いかけをすることで、心の状態をつかめます。

そして、そのために何ができるかを、みつけていきます。


新学期から3週目、緊張もほぐれてきて、やや疲れてくるころです。

子どもの願いをキャッチして、その後押しをする関わりを続けていきます。

2024年4月23日火曜日

1・2年交通安全教室~命を守る力をつける~


23日、北広島市交通安全推進委員の方々が来校され、命を守るための勉強をしました。

1年生は、初めての経験で、緊張の面持ちの中、体育館に設けられた横断歩道での歩き方の練習をしていました。

「渡りますよ」と手をあげる合図を出しながら、しっかりと歩くことができていました。


2年生は、外に出て安全確認をしながら歩道を歩く、横断する際の合図をするなど、これまでの経験をもとに交通ルールを確認しました。


実習を終えて、振り返りの場面で、委員の方々から、

「自分の命は自分で守る」

という大切な心得について、実体験と関連させてお話をいただきました。

「子供の命を守りたい」と願う地域の方々のあたたかい心が子供たちの安全を支えていることについて、

子どもたちなりに何かを感じ取っていることが、しっかりと耳を傾けている様子から、うかがえました。

また、お別れの際には、

「ありがとうございました。」

と、礼儀正しくお礼を伝えることもできていました。

振り返りでは、

「自分で判断すること」「自分で考えること」

など、学びを発表していました。

2024年4月22日月曜日

やる気のスイッチ~子供のなりたい姿~

☆やる気のスイッチを入れよう!☆彡

休み明けの月曜日、体が思うように動かない、頭が働かない時がありがちです。

人がやる気になるのはどんなときでしょうか。

「さあ、やるぞ!」

「できる気がする!」

など、声を出すことで脳にスイッチが入るときがあります。


玄関前で、「緑っ子のみなさん、おはようございます!」と声をかけると、

「おはようざいます!」と元気な挨拶が返ってきました。

「今日は何が起きるのかな」、「何をしようかな」、

など、体に秘めているワクワクするエネルギーを感じました。


集中力を発揮できる環境は、人それぞれ違います。



例えば、漢字の練習。

指で空書き(そらがき)をしているとき、

書き順を声に出して空書きをしているとき、

鉛筆でなぞり書きをしているとき、

写し書きをしているとき、

タブレットなど画面に漢字が映し出されたとき、

漢字カードをめくっているとき、

迷路をたどってコースにある漢字をみつけているとき、などなど。

このように、違いをもつ子供たちがいる教室には、多様な学びの風景があります。

それぞれの「やる気のスイッチ」にあわせて、

あの手この手でアプローチしていく先生は、ある意味、”スーパーマン”です。

それは、ファイターズガールのリーダーが、

アトラクションで観客を楽しませる様にも似ています。


多様な学びの風景の中、

教室に掲示された「めあて」には、子どもの「なりたい姿」が記してあります。


例えば、学習では、

”理科の実験をがんばる/社会の見学でしっかりしらべる/ていねいに書く/わり算をがんばる”

生活では、

”いやなことをいわない/時間をまもって行動する/あいさつをちゃんとする/友だちと仲よく遊ぶ/人が落ちこんでいたら声をかける”

1年間続けることは、

”こまったらことは、しっかりきく/やさしい言葉をみんなにつかう/学校を毎日休まずに来る/家庭学習を毎日やる/人の目をむいて「おはようございます」を一年間続ける”

など。


こうした「めあて」をみていると、

毎日、それを意識して取り組んでいる姿、

思い描いた目標を達成している姿、

夢が叶っている状態の子供に出会います。


一番わかりやすいのは、朝、「立ち止まって、挨拶をしている」子供の姿です。

でも、思い描く夢は一つではありません。人それぞれ違います。

向かう目標、そこに至るプロセスも違いますが、

それを達成するときには、心に強い願いをもつこと、それを意識すること、

グリッド(折れない心)ともいわれますが、

願い「つづける」こと、粘り強さが大切になってきます。


「なりたい自分の姿」を思い描くことができる力、

つまり、想像力を働かせていることが、未来の自分をつくります。


めあてに書かれたシートをみながら、

1年後の、素敵な子供たちの成長の姿を思い浮かべています。

2024年4月19日金曜日

コミュニケーションをゆたかに~やる気と相手意識~

朝から風が強く肌寒い日でしたが、午後は、天気が少し回復してきました。 

朝、玄関先で「おはようございます!」と、立ち止まって挨拶してくれる子が多いです。

教室をみると、しっかり話を聞き、仲良く学習に取り組んでいました。

漢字の練習帳を使って、なぞり書き、写し書きをしっかりやろうと、姿勢も背筋がピンと伸びている様に「やる気」を感じました。



2年生 協働的な学びの場面

2年生は、1年生に学校の案内をする学習の計画をたてていました。どの場所で誰が案内するか、話し合いの進め方もスムーズに進んでいました。


4年生 コミュニケーション・ワーク

2階のホールでは、4年生が何やらワイワイと鬼遊びを楽しんでいました。
写真のように、鬼役がハイハイで追いかけます。
立って逃げていても、エリアが狭いので捕まってしまいます。
この動きは体幹トレーニングにもなります。

この場所は、13年前、高台小学校の時代に、職員室だったようです。
今は、オープンスペースとなり、見晴らしのよい環境で、集会など、コミュニケーションをとる、また、体力づくりなど、のびのびと活動する空間として活用されています。



教室棟は離れているので、多少の音を出しても、あまり気になりません。

鬼遊びでにぎやかだったのですが、すぐに切り替えて、他の迷惑にならぬようにと整然と教室へ戻っていく姿は、「相手意識」と高学年としての風格を感じました。

さて、あっ!というまの1週間、
ゆっくり休んで、元気な子供たちの笑顔に会えることを楽しみにしています。
また、来週!



2024年4月18日木曜日

『まなびい』『ぶっくん』のおはなし


本日は、健康や学習に関する調査の日でした。

1~3年生は視力検査・二計測を行っていました。測定を終えて戻ってきた1年生が、教室にある巡回文庫(まめじろう)の本を選んでいました。

その中で、『さわってはいけないほん』という興味をそそられるタイトルの本を選んでいる子がいました。

図書室にある本に目を向けてみますと、購入してから年数が経過しているものが多数あることに気が付きました。

手入れをしないと本は傷みます。公的図書館では、蔵書整理のために休館日があるのが一般的です。学校図書館には休館日に蔵書整理する仕組みはないので、本校では担当職員が合間をみて整理をしていますが、追い付かない現状があります。

そういう意味で、巡回文庫の「豆次郎」(まめじろう)は、強力な助っ人であることは間違いありません。

とはいえ、子どもの現状をみると、一度手に取った本は、気に入れば何回も読みますが、飽きてくると、そうそう手を触れることはなくなります。

『さわってはいけないほん』ではありませんが、「さわられないほん」になってしまうと、活用されずに眠ってしまう本が自然と増えてしまう傾向になります。

あるとき、読書啓発キャラクター「ぶっくん」を、学校の読書イベントで目にしました。

所謂、「家読」(うちどく)で、「学校図書館や公的図書館で借りてきた本を家でも読みましょう」という趣旨を伝えようと啓発キャラクターが一役買っているということのようです。

「本は心の栄養」という言葉を聞いたことがありますが、

物語を読んでいると想像力が働きます。

2年生の教室では、物語に出てきた「太陽さん」の性別について意見を発表する授業が行われていたようです。子供の感想をみると、

「そうぞうするのがおもしろかった」「太陽さんが女か男かを考えるのが楽しかった」

などと、想像をふくらませていたことが読み取れました。


5年生の教室では、かなり長い物語文を音読していました。

読み終えた子に、どんな話なのかを聞いてみると、登場人物がどんな状況であるかを要約して教えてくれました。


6年生は、全国・学力状況調査で国語と算数の問題に挑戦していました。

いずれも、複数の条件指定をもとに、思考力・判断力が問われる問題が出題されました。

例えば、国語では、オンライン交流をする二人の会話文を読み取り、相手の発言を受けた際の話し方の理由や、話し方の工夫について適切な説明を選択する、メモの内容を簡単にまとめている文を選択するというものです。

また、メモをもとに書いた文章を読み、「たてわり遊びのよさについて考えたことを書く」、取材メモの内容をもとに言葉や文を引用する、60~100字以内にまとめて書くという複数の条件指定された中で記述する問題が出されました。


算数では、トラック1台で350kgの米を運ぶという状況で、2台で運ぶことができる量が、350×2=700であることを示した図をもとに、360×16の積の求め方について、式や言葉を使って説明を記述する問題が出題されました。


このように、国語・算数のいずれも、文を読んで問われている内容について理解する力、読解力が試されています。

デジタル化が急速に進み、今は、スマートフォン一つで、本も読めれば、マンガも読める時代になりました。

しかし、そこには「フェイク」など誤った情報もあり、何が正しいかを判断し、危険から身を守る力をつけることが重要になってきています。

今やAIが作成した文章もかなり精度が高くなってきていますが、あくまでプログラムが多くの情報を選択して作り上げたもので、その正誤については人間が判断することがもとめられます。

こうした状況の中で、日常から文章を読むこと、人と会話する中で相手の意図を読み取ることなど、学びの基礎体力が必要になります。

その意味で、学校の授業は、正しい判断力を身につける練習の場と言えるでしょう。


生涯学習ほっかいどうでは大人むけの学び直しをする講座が数多く紹介されています。


そこには、「ぶっくん」と同様、「マナビイ」という啓発キャラクターのロゴが使用されています。調べてみると、次のような説明がありました。

文部科学省では、教育・文化週間ロゴマークを制定しております。中央のキャラクターは、故・石ノ森章太郎氏がデザインを手がけた、生涯学習のイメージキャラクター「マナビィ」です。本週間に行われる様々なイベントをきっかけとして、「生涯を通じて学ぶこと」の楽しさを体験していただければとの意味を込めて、マナビィを用いています。”



子供たちと共に授業をしていると、子どもの多様な発想から、大人が学ぶ機会が多々あります。

ご家庭で子供が

「あのね、今日の授業は楽しかったよ!・・・」

とつぶやいたとき、

「何?何?」

と耳を傾けていただけたら、

その小さな”聴く”という関りが、子どもの発想を豊かにします。

子供の学びの中には、大人も学ぶチャンスがたくさん隠れています。

日々、子どもと一緒に”宝探し”をする感覚で楽しみを見つけていただけたらと願っています。